夏は赤を摂って。

毎年、夏が厳しくなってきたと感じることが増えた。
だけど負けないように、この夏の食計画をしっかり立てて過ごしたいと思う。
その代表は、太陽の恵みをたっぷり浴びた、爽やかで、酸味がある、真っ赤なトマト。
このトマトの『赤』に詰まっている、優秀な実力をいただくのだ。
なぜなら“スーパー美容食材”、トマトさんなのだ。(もう“さん”づけ)
いろんな健康に関する情報では、
トマトさんの赤い色はリコピンという成分の色で、
このリコピンを摂るとシ
ミの予防になるという事は言われていた。
また、お肌にリコピンをとどけておけば紫外線でコラーゲンが破壊されるのを防いでくれるとも。
そして、キメの細かい、シワの少ない肌を作ってくれるという事が分かっている。
更に、リコピン自体が新しいコラーゲンを生み出すらしいという事も分かってきたらしい
特に女性には嬉しいことだらけだで、どーだーーーーって感じなのだ。
じゃぁ
そのトマト、一体どの位食べれば“リコピン・パワー”を実感できるのか?
1日に必要なリコピン量は16mg。
>>>ミニトマトだと、
10個位。
>>>缶の生のトマトジュース1本。
>>>トマトの缶詰を、半分ぐらい。
そしてリコピン・パワーは、加熱する事で吸収力が高まるらしい。
しかも、オリーブ・オイルと一緒に炒めるとトマトを生で食したときよりも、リコピン・パワーが約4倍になるのだとか。
イタリア女性の美しさはこれだったのかっ!とお料理に使いまくろう。
そうすると、食す量もだけじゃなく、いつ食すのがベストなのか知りたくなる。
あった!あった! “ゴールデン・タイム”

それはなんと言っても夜らしい。
リコピンを口からとって、臓器まで行くのに6時間〜8時間かかるといわれているので、夜食べておけば、
朝お目覚め後、日中の紫外線の害からお肌を守ってくれて、更にコラーゲンも作ってくれる。
なんと頼もしいトマトさんなのだ。
そんな頼れるトマトさんレシピ、次回からいよいよ公開です。

ROMAKO の紹介

エッセイスト/料理研究家/フードアナリスト/Jr.オイスターマイスター <発売中>エッセイ&レシピ『食感シーソー』ROMAKO著/文芸社/1,470円(税込) 『食べることは生きること』という信念を持って、イベント目線で日々の食をエッセイで綴る、簡単で食材の組み合わせに驚きのあるレシピを、ベル・グストの食材を使って提案します。
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