もっと、オリーブオイルを食卓に

イタリアンレシピの一般化にともなって、日本の家庭でもオリーブオイルをつかう機会は、以前に比べて格段に増したように思います。
健康志向の地中海型食生活の中心的な食材として、ヨーロッパでは不動の地位を築いているオリーブオイル。
とくに、近年、医学的な面からの研究によって、健康を損なうリスクに対しての有用性などが解明されるなど、その注目度はますます高まっているようです。
植物油のなかでも、オリーブオイルはひときわ異彩を放っています。ビタミンやミネラルが豊富に含まれていて、悪玉(LDL)コレステロールを抑え、善玉(HDL)コレステロール値を上げる働きをするオレイン酸などの不飽和脂肪酸の割合が、オリーブ全体の脂質中の80%を超えると言われます。オリーブオイルがとりわけ注目される所以と言えるようです。

“天然 100%のジュース ”エクストラ・バージン・オリーブオイル

オリーブオイルのなかでも、もっとも高級でピュアと言われるエクストラ・バージン・オリーブオイルは、オリーブの実を搾ってつくられた、いわば100%天然のジュースです。つまり、そのまま飲むこともできるという訳です。

エクストラ・バージン・オリーブオイルを名乗るには、栽培から収穫そして搾油、品質の維持・管理、保存に至るすべてのプロセスで、厳格な基準を満たさなくてはなりません。ですから、わたしたちの手元に届くまでに、手間も暇もかかります。

こうした理由もあって、正真正銘のエクストラ・バージン・オリーブオイルは、市場に出回るときには、やや高価になっていると言えるかもしれません。

“良質なオリーブオイルをふんだんに ”

オリーブオイルの魅力は、さまざまな料理との相性の良さにあります。揚げたり、炒めたり、そして和えることが調理の基本の植物油ですが、オリーブオイルは、これに加えて調味料としての役割が大きなウエイトを占めます。

パスタや温かい料理の仕上げにひと振り、焼きたてのフランスパンにひとたらし、エクストラ・バージン・オリーブオイルは香りがいのち、 こうした素朴な食べ方がその特徴をもっとも引き出してくれるのかもしれません。そして、近頃注目されているのが和食とオリーブオイルのマリアージュ。

たとえば、白身の魚やマグロを薄切りにして、レモン汁などを加えたエクストラ・バージンをたっぷりかけてカルパッチョに、アンチョビのフィレなどをのせたお豆腐に、エクストラ・バージンをそのままかけてお酒の肴に、また、お醤油との相性がこれまた優れていますので、調味料同士のコラボレーションも楽しめます。

からだにやさしく、しかも香り豊かにおいしいエクストラ・バージン・オリーブオイル。
できれば、毎日の食卓にぜひ備えていただきたい食材です。

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